製品サポートについて

弊社が販売する製品サポートおよびサービスは、以下の通りです。

  1. 設計支援
  2. 導入評価支援
  3. 導入支援
  4. 搬入・設置サービス
  5. 運用サポート機能実装(監視機能など)
    Zabbix などのオープンソースを利用した監視システムの構築を支援します。
  6. ソフトウェア保守
  7. ハードウェア保守

1. 設計支援

導入するストレージに対するお客様の要求を的確に理解し、将来にわたる運用計画を見据えた設計を支援します。

2. 導入評価支援

新規システムの導入当者様は、そのシステムが必要とする機能・能力を定義し、それに沿ったものを導入する計画を立てられると思います。
新規システムが要求される機能を定義するのはさほど難しくはないと思いますが、要求される能力(=パフォーマンスなど)を定義することは難しい場合があります。
このため、要求が不明瞭となり、正しい設計ができないケースも少なくありません。
多くのお客様は、『時間さえあれば』、『環境・評価機さえあれば』実際に使用してみて、”実際の使用” もしくは “将来的に想定される使用” に耐えるか否かを検証・評価してみたいと考えていると思います。

弊社では、この検証・評価を是非実施していただいて、お客様が納得するもの選びをしていただきたいと考え、それを支援するメニューを用意しています。ご希望の際には、事前にご相談ください。
ただし、このメニューが提供できるか否かは、製品の規模(価格帯など)に拠ります。あらかじめご了承ください。

3. 導入支援

最新技術(ハードウェア、OSなど)に関する設定はその時のバージョンなどにより差異が生じる場合があります。機器納入前に、弊社エンジニアが導入・設定を支援します。

4. 搬入・設置サービス

ご購入いただいた製品を搬入・設置するサービスです。ストレージは振動にデリケートな精密機器です。初期導入時や、移設の際には、弊社に作業をご依頼いただけると幸いです。

5. 運用サポート機能実装(監視機能など)

弊社は長年にわたってストレージ製品を販売し、オープンソースを使用して様々な支援を行ってきました。ストレージOS内部で監視できる情報およびその方法についてノウハウが蓄積しております。お客様のご要望に沿った監視(自動定期チェックおよび発報)を設定いたします。

また、ストレージは負荷状況により、監視のために使用するリソースを制限しなければならないことが、良くあります。『この監視チェックジョブが原因で、パフォーマンスが悪くなった』等。このようなことが起こらないように、きめ細かに実装いたします。

Zabbix などのオープンソースを利用した監視システムの構築を支援します。

多彩な警告方法(監視モニター、警告ランプ、メール通知)、I/O 量やドライブ状況のデータを蓄積&グラフ表示、ストレージ機能および使用状況に重点を置いた監視を可能とします。

6. ソフトウェア保

弊社が扱う製品には、搭載する OS により、以下の2種類に大別されます。
ソフトウェア保守は、その種類により異なっております。

  • 6-1. 汎用OS製品
  • 6-2. 米国製独自OS製品

6-1. 汎用OS製品

Linux などオープンソースベースの汎用OSをベースとした製品です。
その種類の製品は、以下の保守サービスを提供します。

  • バージョンアップ/パッチなど更新情報の精査・情報の蓄積
  • 弊社製品への影響について確認
  • 弊社ラボにおける動作確認(標準となる機器構成・設定での確認となります)
  • 必要に応じてお客様へ更新情報(内容、ストレージ機能への影響度、更新の必要性)の案内
  • 更新方法、手順の案内(更新後、ログ等の情報を収集し、弊社まで送付いただきます)
  • 弊社技術者による更新の実施(オプション[追加費用が発生します])
  • 動作不安定や明らかな不良の原因調査、解消方法の提示(*1)

(*1) お客様で設定変更やその他改変を独自に実施した際には、速やかに弊社までその内容をお知らせください。お知らせ頂いていない場合、保守サービスを提供しかねます。あらかじめ、ご了承ください。その変更・改変を元に戻して同様の事象が生じるか確認した後に、保守依頼のコールいただけますよう、よろしくお願いいたします。

また、ストレージを接続する側のクライアントとの相性問題など、予測できない不具合が発生する場合があります。弊社としては問題解決に鋭意努力いたしますが、解決できないケースも存在します。あらかじめ、ご了承ください。

ソフトウェア保守 – 汎用OS製品

時期その他、条件提供価格
1年目30,000円
2年目、3年目30,000円
4年目、5年目弊社が指定するバージョンに更新されていること30,000円
6年目、7年目弊社が指定するバージョンに更新されていること30,000円

6-2. 米国製独自OS製品

弊社では長年にわたり米国で開発された製品を取り扱っています。
この製品は弊社でお客様の要求をヒアリングさせていただき、米国にある開発元へ機器構成、納期などを問い合わせています。弊社としては、併せて構成される部材・機器の日本国内での調達性、信頼度を確認チェックしています。
保守コールがあった際には、弊社で問題を切り分け、その結果を速やかに開発元へ伝達します。開発元と連携し、原因特定や対処方法を検討します。過去には、弊社ラボで問題の再現性や、解決の確認までも行うケースもあります。

ソフトウェア保守 – 米国製独自OS

時期その他、条件提供価格(年間)
1年目$400~
2年目、3年目$400~
4年目、5年目弊社が指定するバージョンに更新されていること$400~
6年目、7年目弊社が指定するバージョンに更新されていること$400~

7. ハードウェア保守

弊社製品は、ハードウェア保守に関して、以下のメニューを用意しています。
大規模天災(地震など)や、環境異常(過電流、過電圧、火災、水没、ウィルス、ハックなど)、過失(落下、誤コマンド実行など)による損傷については、保守契約内での修復はしかねます。あらかじめご了承ください。

  • 7-1. 平日9時-17時受付/センドバック保守(標準)
  • 7-2. 平日9時-17時受付/オンサイト保守
  • 7-3. 365日24時間受付/オンサイト保守

7-1. 平日9時-17時受付/センドバック保守(標準)

  • 受付
    平日 9時から17時 メールまたは電話で障害受付
    (土曜、日曜、祝祭日、年末年始 12月29日~1月4日を除く)
  • 保守方法決定の流れ
    • 障害検知(お客様)
    • 障害コール(お客様) (*1)
    • ログ等の情報収集および送信(お客様)
    • 情報精査・分析(弊社)
    • 保守方法のご提案(弊社) (*2)
  • 保守方法
    • 一式センドバック
      機器停止/取り外し(お客様)->送付(お客様[着払い])->状況確認/部材交換など(弊社)->返送(弊社)->機器設置/起動(お客様)
    • 部分交換(冗長化されている部位[電源、ドライブなど]が故障した場合に限ります)
      障害部材取り外し(お客様)->送付(お客様[着払い])->交換部材返送(弊社)->機器交換(お客様)
時期その他1年間の保守契約価格
1年目製品価格に含む
2年目、3年目ドライブ1~24台製品定価の 2%
2年目、3年目ドライブ25台~製品定価の 3%
4年目、5年目ドライブ1~24台製品定価の 3%
4年目、5年目ドライブ25台~製品定価の 4%
6年目、7年目ドライブ1~24台製品定価の 5%
6年目、7年目ドライブ25台~製品定価の 7%

上記価格表は目安となっています。機器の構成等により異なってきます。見積は弊社営業(sales@tgi.co.jp)までお問合せください。

(*1) コール受付の際、お客様にログ等の収集/送信をお願いしています。これは、駆け付けるまでの間、弊社側で障害について調査・原因解析を行い、一刻も早く障害に対処するためです。あらかじめご了承ください。
(*2) 保守方法について提案・説明をいたします。契約の遵守は勿論のこと、弊社で実施可能な最善な保守方法を提案いたします。

7-2. 平日9時-17時受付/オンサイト保守

  • 受付
    平日 9時から17時 メールまたは電話で障害受付
    (土曜、日曜、祝祭日、年末年始 12月29日~1月4日を除く)
  • 保守の流れ
    • 障害検知(お客様)
    • 障害コール(お客様) (*1)
    • 駆け付け(切り分け後、翌営業日オンサイト)
時期その他1年間の保守契約価格(目安)
1年目製品定価の 7% を追加
2年目、3年目ドライブ1~24台製品定価の 8% を追加
2年目、3年目ドライブ25~36台製品定価の 9% を追加
4年目、5年目ドライブ1~24台製品定価の 9% を追加
4年目、5年目ドライブ25台~36台製品定価の 10% を追加
6年目、7年目ドライブ1~24台製品定価の 10% を追加
6年目、7年目ドライブ25~36台製品定価の 11% を追加

上記価格表は目安となっています。機器の構成等により異なってきます。見積は弊社営業(sales@tgi.co.jp)までお問合せください。

(*1) コール受付の際、お客様にログ等の収集/送信をお願いしています。これは、駆け付けるまでの間、弊社側で障害について調査・原因解析を行い、一刻も早く障害に対処するためです。あらかじめご了承ください。

7-3. 365日24時間受付/オンサイト保守

  • 受付
    365日24時間 メールまたは電話で障害受付(常時電話受付可能。ただし、メール受付は平日9時-17時のみ。)
  • 保守の流れ
    • 障害検知(お客様)
    • 障害コール(お客様) (*1)
    • 駆け付け(切り分け後、4 時間以内を目標)
時期その他1年間の保守契約価格(目安)
1年目製品定価の 8% を追加
2年目、3年目ドライブ1~24台製品定価の 8% を追加
2年目、3年目ドライブ25~36台製品定価の 10% を追加
4年目、5年目ドライブ1~24台製品定価の 10% を追加
4年目、5年目ドライブ25~36台製品定価の 12% を追加
6年目、7年目ドライブ1~24台製品定価の 12% を追加
6年目、7年目ドライブ25~36台製品定価の 14% を追加

上記価格表は目安となっています。機器の構成等により異なってきます。見積は弊社営業(sales@tgi.co.jp)までお問合せください。

(*1) コール受付の際、お客様にログ等の収集/送信をお願いしています。これは、駆け付けるまでの間、弊社側で障害について調査・原因解析を行い、一刻も早く障害に対処するためです。あらかじめご了承ください。

障害周知方法

Linuxベースの製品(汎用OS製品、米国製製品[一部])では、そのシステム監視が障害発生を周知するために、以下の方法に対応しています。

  • 電子メール
  • 筐体 LED 発色
    • 筐体前面 LED
    • ドライブベイ LED
    • 電源 LED(筐体背面)
    • FC, InfiniBand, Ether 差し込み口 LED
    • USB LED(独自製品 USB LED 警告灯キットをお買い求めください。)
USB LED
USB LED

USB LED について、詳しくは弊社営業(sales@tgi.co.jp)までお問合せください。